Chapter7(2/2ページ目)
灼熱の下の20台!

「はあ、今回のレースは疲れたよ。初めてだ、入賞を逃したのは」

「俺も。今回は作戦負けだな」

「・・・(なんて言ったらいいのかわからないや)」

ハセガワ3131は金のカップと賞金600Gをもらった。

アグネスは参加賞のキーホルダー(1)と50Gをもらった。

バラートは参加賞のキーホルダー(5)と50Gをもらった。

「あれ、キーホルダー(1)・・・(1)って何?」

「つまり、何種類かのキーホルダーがあるんだよ。これを集めるのもまたいいんだよね、後方集団の間では密かなブームさ」

「ふーん。せいそうしゃにコレクションでも見せてもらおうかな」

(何を失礼なっ、アグネスのヤツめ・・・僕だって昔は――)

ちょうど通りかかったせいそうしゃがこれを聞いていた。


『ピンポンパンポーン』

『えー、只今のレースで1位〜10位に入った方は4月11日、ゼンマイスポーツランドのロングサーキット(Q2)で試合を行います、但しメタルビート選手は出場することができません』

「え・・・・・・何だよソレ!」

『理由は明白です。他の選手に過度な暴言を使ったからです』

「は・・・?あの市長のヤツ?」

『11位から18位までに入った選手、リタイアになった選手は4月11日の夜、ゼンマイスポーツランドのミドルサーキット(Q2)で試合を行います』

『ピンポンパンポーン』

「・・・だって。また3人で勝負できるみたい」

「おう、今度は優勝して見せるぜ!」

「サーキットは苦手・・・」




QC暦0098年4月4日(土)
走行距離 41Qkm
所持金 1000G
ポイント 7ポイント
??? ???

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最終更新日(09.07.20)
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