Chapter5(1/3ページ目)
チョロ砂漠へGO!(前)

「ちょっと遠くないですか?!地下鉄とかの交通手段は・・・」

「ない。あくまでも自力だ」

「そんなぁ・・・」

「そんなに厳しいか?あの距離が?ならこれを売ろう」

「???」

「オールラウンド+4だ。私はオフロード中心にレースをするので、このタイヤは何年も使っていない。多分お前なら有効に使ってくれるだろう。水路と雪道以外ならバンバン走れるぞ」

「いいんですか?たしかショップでは1200G・・・」

「ああ、そうだ」

「わあ、ありがとうございます」

「『タダ』でとは言ってないぞ、『売る』んだよ」

「売・・・売る・・・?いくらで?」

「1000Gか、ポイント5ポイントだ」

「うーん、1000Gは持ってないからポイントで・・・」

「ありがとう。ではこのタイヤは君のものだ。今履くか?」

「はい」

早速、履かせてもらった。

「よし、これであのイベントに参加できる!」

「?」

「大陸ダートラリーさ。500Gポイントで参加できるけど5ポイント足りなかったんだ。5ポイントをくれた君のためにも優勝するよ」

「頑張ってください!」

二人(二台)はそれぞれの方向へ行った。


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最終更新日(09.07.15)
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