Chapter6(1/6ページ目)
張込開始
今日もタスマニアに最後の光を浴びせている太陽は、真っ赤な炎のように見える。
間もなくその光も地平線の向こうに隠れ、幻想的な夜の世界が姿を現すだろう。
しかし、クラッシュの家をじっと見ている真っ赤なトゲトゲは沈むことが無かった。
ジャッキーは滝の向こうの岩穴から出て来たクラッシュを見つけ、それからずっと尾行していた。
クラッシュは腕いっぱいにリンゴを抱えていて、とても嬉しそうに見える。
鼻歌を歌う陽気なクラッシュをちょっと羨ましいと思いながら、ソロソロと付いていった。
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最終更新日(10.02.07)
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